担ごう会競技ルール&マナー
2012年6月13日 担ごう会競技委員長
< はじめに >
担ごう会は、体力増進のためにゴルフの基本に立ち返り、自らキャディーバッグを担いでラウンドしますが、一番注意しなければならないことはプレースピードです。特に今回のようにコンペ形式で完全ホールアウトとなるとプレー遅延が心配されます。前のパーティから1ホール遅れる事のないように、プレーファーストを肝に銘じてラウンドしてください。
< マナー・ルール リーダについて >
各組にルールリーダを置きます。各組でルール上の裁定が問題になった場合に、ルールリーダの裁定が最終となります。ラウンド後の変更はありません。
もし、判断に迷った場合は、公正の理念に従って判断して下さい。公正の理念とは、他の規則、裁定を援用して、類推が妥当と思われる判断です。また、プレーヤーの有利にならない判断も必要です。この辺りは文書で記述するのが難しいので、ルールリーダの公平性に期待します。
< グリーン上のマナー >
グリーン上ではできるだけ無駄なマークは避けましょう。また、カップに近づいた場合は、できるだけマークをせずに先にホールアウトするようにして下さい。次のパットをする場合に他の人のラインを踏むなどで、パットに支障がある場合は、その限りではありません。
パットのラインは、他の人がパットを行っている間にできるだけ確認し、自分の順番が来た場合に、速やかにプレーに入れるように準備をし、遅延を避けてください。
< 試合形式 >
競技の順位はグロス、およびオネストジョン方式で決定します。それぞれの順位決定方法を下記に示します。但し、下記の制限事項がありますのでご注意願います。
<1> 競技途中で、T-Stormなどで中止になった場合、9ホール終了時点で競技成立とします。9ホールのスコアにて、グロス、オネストジョン(目標スコアもネットスコアも半分で計算)の順位を決定します。9ホール未満の場合は順位をくじ引きで決めます。
(グロスの場合)
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18ホールの合計スコアの少ない人が上位。
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同スコアの場合は、後半ハーフのスコアの少ない人を上位とする。
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それでも差が付かない場合は、18番ホールからのカウントバックで決定する。
(オネストジョンの場合)
事前に目標スコアを申告していただきます。隠しホールをOUT/IN各2ホールづつ設けて、隠しホールは無条件にパーとしてスコア計算します(これをネットスコアと呼ぶ)。
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ネットスコアが目標スコアより小さくなった場合は優勝の資格はなく、二位以下に繰り下げられる。
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ネットスコアが目標スコアと最も差が小さい人が優勝。
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差が同じ人が複数いた場合は、スコアが大きい人が上位。
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また、同スコアの場合は、グロススコアが大きい人が上位。
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それでも差が付かない場合は、18番ホールからのカウントバックで大きいスコアの人が優勝。(スコアの少ない人は比較的スコアを調整しやすいですが、沢山打つ人は調整が難しいので、大きいスコア程優位としました)
< ティーの選択 >
ティーの選択は自由です。自分の実力、飛距離に応じて選択して下さい。但し、一番ホールで使用したティで18ホールをプレーして頂きます。但し、黄ティと赤ティは女性に限ります。
< 紛失球 >
ティーショットがOB地域に飛び込んだ可能性がある場合、あるいは紛失球の可能性がある場合は暫定球を打って下さい。もし、暫定球を打たないで、次打地点に行っても球が見つからない場合は、球が有ったと思われる場所付近で、次打が打てるスルーザグリーン上にドロップし、2ストロークを付加してプレーを続行して下さい。これは、打ち直しに戻る場合の遅延を避けるためです。ドロップする場所の判断が難しい場合は、ルールリーダの指示に従ってください。
紛失球の可能性がある場合はできるだけ早く現場に行きましょう。球を捜す時間は5分以内と公式ルールで定められていますが、本ローカルルールでは3分とします。
球がウォーターハザード付近に飛んで行って、明らかにハザードに飛び込んだと思われる場合、あるいはブラインドホールで球の飛球方向にウォーターハザードがあり、球が見つからない場合、ハザードに入った事が確認されなくても、それが確からしい場合は、ウォーターハザードに入ったとして処理して下さい。本来のルールでは、球がハザードに入った事が確認されない限りは紛失球となりますが、ここでは特別ルールを適用して下さい。
< ノータッチプレー >
パットはホールアウトまで行ってください。但し、20~30cm程度の距離で明らかに1パット可能で、わざわざマークして次の順番を待つ場合は、省略しても結構です。できるだけスムーズなラウンドとの兼ね合いですので、ルールリーダの判断に委ねます。
インプレーの球はノータッチでお願いします。但し、ハザード内で誤球を避けるために球を確認する必要がある場合は、マークをして拾い上げる事ができます。また、グリーン外でも他の人のラインの邪魔になる球はマークをして拾い上げる事ができます。
バンカー内の靴跡にボールが入ったり、均していない箇所にボール止まった場合など公平性に欠ける場合、ボールを拾い上げて、元有った場所を均した上でリプレースする事が出来ます。その判断はルールリーダに委ねます。
< ルール改正による注意点 >
2008年、2012年のルール改正で幾つか変わった点がありますので、注意すべき点を示します。
・
ハザード内の誤球は2打罰となります。したがって、球を確認するためにマークをして球を拾い上げる事ができますが、球を拭く事は最小限に留めて下さい。
・
距離を計測する計測器は使用可能です。他の方に距離を聞いても問題ありません。但し、距離計測でプレーの遅延を招かないようにして下さい。
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自分の打った球が自分の持ち物(例えばバッグ、クラブなど)に当たった場合のペナルティーは1打となりました。
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球をパットした後で、旗竿を動かしても無罰です。(今までは、事前にアテンドする必要がありました)
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グリーン上で、アドレスをしてからボールが動いても、プレーヤーの責任でない場合は、無罰でプレーを続行できる。局外者が動かした場合は、元の位置に戻し、自然の力で動いた場合、停まった位置からプレーを続行する。
以上
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